記事公開日:2023.09.29/最終更新日:2023.09.29|
記事公開日:2023.09.29
最終更新日:2023.09.29
北海道の結婚式は会費制でリーズナブル!人気の秘密やメリット・注意点もチェック♡
「北海道で結婚式を挙げたい!」という方や「北海道で行う結婚式に招かれた!」という方は、北海道の結婚式は会費制であることを覚えておきましょう!
道外では「招待制」が定番なので耳慣れないかもしれませんが、北海道ではスタンダード。
会費制の結婚式とはなんなのか、なにか特別なルールやマナーなどはあるのかを基礎からメリットまで解説します!
北海道の結婚式では大定番の「会費制」とは?
まずは会費制の結婚式とはどのようなものなのか、基本を押さえておきましょう。
ちなみに北海道での結婚式全般に関してや、結婚式場の選び方について解説した記事もあるので合わせてチェックしてみてくださいね♪
【札幌】憧れのウェディング♡準備はいつから?何が必要?結婚が決まったあなたへ基本情報をレクチャー!
⇒ 詳しくはこちら。
相場は1〜2万円台!カジュアルな結婚式スタイル
「会費制結婚式」とは、ゲストから一律の金額を「会費」として集めるスタイル。
会費の相場は1〜2万円台が多く、ご祝儀より金額が低い分カジュアルな式のことが多いんです。
結婚式場やホテルの式場を使うのが一般的なのは北海道外と同じですが、参列者数はご祝儀制と比べて少なめな傾向があります。
なぜ会費制の結婚式が始まったのかというと、北海道が開拓されていた歴史がルーツにあるのだとか。
北海道では移民が多い上に、冠婚葬祭の伝統的な風習も薄い土地柄。
そんな中、新郎新婦の負担を減らしつつお祝いをするために始まったのが、ゲストが会費を持ち寄ってお祝いした会費制の結婚式なのだとか。
今も北海道では定番の方式で、7割以上ものカップルが会費制の結婚式を行っているそうですよ。
支払い方法も違う!会費制結婚式の違いはこれ
会費制は支払う金額が全員同じなので、支払い方法も金額を正しく受け取ることに重きをおくんです。
そのため、受付で直接支払うスタイルが一般的!
ご祝儀袋に包むと金額の確認に手間取ってしまうので、お財布から直接現金を取り出して支払います。
さらに希望者には領収書も発行可能なんです!
新郎新婦との関係性にかかわらず均一料金なので、座席の配置なども比較的自由。
上座・下座などよりも、ゲストみんなで楽しめるような席順にするカップルが多いですよ。
料理はコースが定番ですが、カジュアルスタイルの式に合わせてビュッフェや立食式などの場合も!
さらに引き出物はない場合が多く、代わりにプチギフトのプレゼントを用意するのが定番になっています。
会費制の場合、上司や目上の方に用意する「車代」はないことがほとんど。
ごく一部の目上の方や、遠方からのゲストの交通費を一部負担する場合はあるので、関係性や予算に合わせて柔軟に対応しましょう!
これらの特徴があるため、ご祝儀制から見ると「結婚お披露目パーティー」に近いかもしれません。
本州では「ご祝儀制(招待制)」がお馴染み
北海道では「会費制」が定番ですが、本州では「ご祝儀制(招待制)」が一般的です。
ご祝儀制に参加するゲストは参加費用が必要ない代わりに、お祝い金として「ご祝儀」を渡します。
ご祝儀は新郎新婦との関係性や自分の立場・年齢によって金額が変わるので、悩みの種になりがち……。
ほかにも会費制の結婚式との違いは多く、ご祝儀制の結婚式は格式や豪華さが特徴的。
フルコースの料理や引き出物の用意、お車代など、ゲストをおもてなしする感覚が強い結婚式にするカップルが多い傾向にあります。
北海道の会費制結婚式のメリット!
会費制の概要がわかったところで、会費制の結婚式のメリットを紹介します!
これらを知ると、北海道外のカップルでも会費制の結婚式をあげたくなるかも!?
新郎新婦のメリット1:お金の計算が簡単!
会費制の最大のメリットは、お金の計算が分かりやすく簡単なこと!
ご祝儀制の場合、ゲストからいくらご祝儀をもらえるかは当日にならないとわかりません。
そのため結婚式にかかる費用のうち、自己負担分がいくらになるかが当日以降にならないと見えてこないんです……。
会費制は「会費×ゲストの人数」が当日もらえる金額なので、事前に総額がわかります。
この金額がわかると、結婚式場に支払う総額から会費分を引いた金額が自己負担分となるので算段がつけやすいんです!
「いくら用意しておけばいいんだろう……」という不安は結婚式あるある。
その不安が軽減するだけでも、会費制のメリットが大きいと思いませんか?
新郎新婦のメリット2:最初の支払いが楽!
支払い方法がわかりやすく負担が少ないのもメリットの一つです。
北海道の結婚式場は、会費制を前提とした支払い方法をとっています。
事前に結婚式場へ「支払い総額から想定会費総額を引いた金額」を支払い、結婚式当日に「ゲストからいただいた会費」を式場に支払えば完了するんです。
つまり、最初に支払う金額は自己負担分のみ。
支払い金額が少なくて済むんです。
ご祝儀制の場合は、結婚式にかかる全額を契約時点で支払わなければなりません。
結婚式は高額の支払いになることが多いので、最初の支払い額が少ないだけでも結婚式のハードルが下がりますよね。
新郎新婦のメリット3:結婚式の自由度が高い!
会費制はご祝儀制よりもカジュアルな結婚式が可能!
そのため、料理内容や演出方法の自由度が高く、自分たちらしい結婚式にしやすいんです♡
もちろん格調を重んじた式にするのも自由なので、自分の理想の結婚式を実現できるはず。
特に人気なのがカジュアルで友人たちとワイワイできる結婚式。
料理もビュッフェや立食、おしゃれなドリンクコーナーなどを用意しているカップルがいますよ。
入場曲や式中曲なども推しやゲームの曲を使うカップルが多くいらっしゃるんです♡
結婚式をゲストみんなで楽しむ!という意識が強いのかも。
「オリジナリティのある結婚式を挙げたい!」なんてカップルは、会費制の方が叶いやすいと思います。
ただし上司などを招く場合には配慮が必要かもしれません。
ゲストのメリット1:ご祝儀で悩まない
ご祝儀制の悩みといえば「いくらご祝儀をお渡しすればいいか」ではないでしょうか。
ご祝儀の金額は関係性や立ち位置などによって相場が異なります。
新郎新婦との関係性が深く、また目上になればなるほど金額は高額になる傾向があります。
そのため、人によってはかなり高額なご祝儀を用意しなければいけません。
それに対して会費制の場合は金額が明示されている上に、ご祝儀は基本的には受け取らないのが常識。
ゲストにとって用意する金額がわかっているのは、大きな悩みがなくなるメリットですよね!
参加のハードルが下がる大きな理由の一つになると思います。
ゲストのメリット2:支払い負担も少ない
会費制の場合、会費の相場は「1〜2万円台」が中心です。
これがご祝儀制となると、同僚や友人で3万円〜が相場と言われています。
実は会費制の方が負担が少ないケースが多いんです!
特に30代以上になると同僚や後輩の結婚式が増えてきますよね。
年齢が高くなればなるほど、1回のご祝儀の金額も増やさなければいけなくなります……。
会費制であれば「結婚式が重なってご祝儀代が懐を圧迫する……」なんてことが緩和されますよ!
押さえておきたい会費制のマナー&注意点
ご祝儀制とは大きくシステムや形式が異なる「会費制」の結婚式。
実は会費制ならではのマナーや注意点があるのをご存知でしょうか。
基本のルールを紹介するとともに「こんな時どうしたらいいの?」なんてよくある悩みにも回答します!
ご祝儀袋は不要!
最初にお伝えしたとおり、会費は全員均一料金です。
さらに現地で金額を確かめる必要があるため、ご祝儀袋は必要ありません!
逆に包んで渡してしまうと、受付で開封して金額を確認する手間がかかり、受付を大渋滞させてしまうかも……。
スマートに支払いたい方は、事前に招待状に書かれた会費をお釣りなしで用意しておきましょう!
新札で渡すとよりスマートな印象です。
とはいえ、新札じゃないとダメ!というわけではないので安心してくださいね。
どうしてもご祝儀を渡したい時は?
会費制は、ご祝儀を遠慮するのが普通。
招待状にもその旨が書かれています。
もし「どうしてもお祝いを渡したい!」という方は、事前にお渡ししたり、式の後にお渡ししたりするのがベストです。
また親族など近い関係性の方からは、事前に結婚祝いを渡すケースが多め。
もし友人や同僚からお祝いを渡す場合は、お金ではなくプレゼントを用意する傾向が多いので覚えておきましょう!
もし当日に現地でお金を渡す場合は、式の後ゲストが概ね移動したタイミングで渡すのがスマート。
ただしこの場合でもお断りするケースもあると覚えておきましょう。
お車代の準備は不要!だけど……
カジュアルな形式の結婚式なので、お車代は必要ないことがほとんど。
ただし注意が必要なのが「乾杯の挨拶をお願いする方」「遠方からのゲスト」への配慮です。
「乾杯の挨拶をお願いする方」は目上の方で、仲人や婚姻届の証人など結婚に深く関わっている方にお願いすることが多くあります。
そのため「結婚に関して協力してくれたお礼」としてお車代を用意するカップルもいますよ。
お車代は出さなくても、お礼として会費を無料にする場合もあります。
これに関しては予算や関係性の深さによって変わる部分なので、事前にカップルや当人とも話をして決めましょう。
「遠方からのゲスト」を招く場合、北海道への飛行機代や宿泊費など費用負担が重い場合が散見されます。
このようなゲストには交通費・宿泊費を支払ったり、片道分は負担したりするカップルも。
全体の費用やゲストとの関係性も含め、不平等にならないようによく考えておきましょう。
道外からゲストを招く時は「会費制」だと明記!
道外からのゲストを招く場合に意外と多いのが「会費制が何かわかっていない」というもの!
ご祝儀制に慣れている方は会費制が何かわからず、ご祝儀を用意してしまう方も……
会費制であることと、ご祝儀は遠慮する旨をしっかり明記し、また会費の金額も明示しておくと◎!
また、遠方の場合は交通機関やホテルの手配もあるので、なるべく早めに招待状を送るのが重要です。
招待状を送る前にメールなどで連絡をして、先に手配してもらうのも良い方法ですよ♡
北海道でお得に結婚式を挙げられる裏技は「キャンペーンを使う」!
何かとお金がかかる結婚式、北海道を訪れて結婚式を挙げるなら、自分たちやゲストの交通費もかかってしまうのがつらいところ……。
だけど一生に1回の特別なイベントだから、ドレスも内容も妥協はしたくないはず!
そんな方に朗報なのが「結婚式プレゼント」のキャンペーンです!
チャペルでの挙式料やドレス・タキシード代、着付けなど、「約60万円相当がなんと無料」に♡
北海道の中でも特に人気の高い結婚式場で結婚式が挙げられる、お得すぎるキャンペーンは見逃す手がありません!
気になる方は、ぜひ応募してみてくださいね♡
札幌エリアで結婚式を挙げたいならこちら
⇒ 詳しくはこちら。
函館・室蘭・苫小牧で結婚式を挙げたいならこちら
⇒ 詳しくはこちら。
北海道の結婚式は会費制でリーズナブル!人気の秘密やメリット・注意点もチェック♡【まとめ】
憧れの北海道ウエディングを叶えるなら、北海道の結婚式の特徴を知り、しっかりとした結婚式場を選ぶのが成功の鍵となります!
会費制は費用負担が少ない傾向にあるので、予算が不安なカップルは検討してみるといいかも◎
お得に結婚式を挙げられる裏技も使って、素敵な結婚式を迎えてくださいね♡
この記事を書いた人
ライター
トイ
札幌出身・在住のライター。グルメや文房具、ディズニーが好き。
北海道の観光雑誌のライティングをはじめ、さまざまな情報発信を担当。
幸せなお二人がより幸せになれるよう、文章と情報でお手伝いします!
⇒ 詳しくはこちら。